「「0から1」の発想術」
大前研一 著
●本書について
ビジネスマンの「個」としての強さを強固なものにするために必要な発想力。
無から有を作り出すイノベーション術を、
まさに大前流と言える、11の発想法として紹介しています。
●本書をおすすめする理由
まずとても読みやすいと感じたこと、
回りくどい解説や難解な言葉もなく、淡々とした流れがとても気持ちが良かったです。
発想力を養う術としてロジカルに記されており、余計なものは何もないです。
本書内の11の発想法からの視点をいくつか。
固定概念にとらわれず、外からものを見る。
自分の会社をつぶす方法を考える視点
常にエッジを効かせる為に、外を見る癖とそこから見出す情報格差を見抜いてサヤを抜くということだと思いました。
・早送りの発想
全ての「新しい概念」はすでに存在している(世界のどこかにある)と考える
今あるものから先送りしたものを見ようとする癖をつける。
そもそも、おっ、と思ったこと(兆し)を探す力が必須であると読みながら感じました。
探す力を養う一つは実践。真似事でも実践から兆しを見出せる。ただし、パクリを慣らさないことは別で重要かなと思いました。
・中間地点の発想
A.B2つの方法に対し、その中間をポジショニングすることで差別化を図る
スタジオでも大人のみ、キッズのみは結構ありますが、どちらもOK(キッズスペース完備等)のようなのは意外と少ないんですよね。
と他にもスッと入ってくる「気ーワード」が8項目もあります。
是非お手に取ってみてください。